高校生とお金 〜お金ってなに?〜

お金の正体と勉強の意味

結論から言うと、
**お金は「あなたの生活の選択肢を増やすもの」**
です。
そしてなぜ高校生にお金の勉強が必要なのかというと、
- お金を貯める力
- お金を守る力
- お金を使う力
今すぐにでも、身につけるべきだと考えるからです。
※ちなみに、私が勝手に尊敬しているマッチョで半裸のライオンさんは、お金について、貯める力、増やす力、稼ぐ力、守る力、使う力、の5つが重要だと仰っています。ただ高校生の皆さんには、まず上記の3つを優先的に覚えほしいと考えます。
お金ってなに?
お金って何だと思いますか? 幸せのもと? 価値の交換手段?労働の対価?あればあるだけいいもの? いろいろな意見があると思います。
しかし、私の考えるお金とは、良くも悪くも
生活の選択肢を増やすもの
と考えています。
お金があれば、生活の幅がグッと広がります。
想像してみてください。たとえばお腹が空いたとき。
私の大学生生活では、あまりお金に余裕がなく、晩御飯はよくお金にふりかけのみでした。もしお金が十分にあれば、ふりかけご飯も食べられますが、回転寿司に行ったり、ちょっと高級なお寿司行ったり、その日の気分で選べます。
服を買うときも同じ。
GUで買うか、シャネルで買うことを選ぶか。
お金持ちと呼ばれる方は意外とGUやユニクロさんのような量販店の服を着てる方が多いです。ただ彼らは、結婚式などの特別な場では、一着何十万円のスーツで出かけます。
つまり、
お金がある = その時の気分で選べる選択肢が多い
のです。
高いものがいい、安いものが悪いではなく、お金があればその場に合わせて自由に選択できること、それがお金をもつことの価値だと思っています。
逆にお金がなければ、選べる範囲はどうしても限られてしまいます。
だから私は、「お金は選択肢の幅を広げてくれるもの」だと考えています。
お金=幸せ?
「お金さえあれば幸せになれる」――そう思ったことはありませんか?
新しい服を買ったり、美味しいものを食べたり、旅行に行ったり。確かにお金は私たちに楽しみを与えてくれます。
でも実際には、
お金がある=必ず幸せになれるわけではない
のです。
有名なのは「宝くじに当たった人が逆に不幸になった」という話です。
突然手にした大金によって、親戚や友人からの要求が殺到したり、使い道に迷って生活が乱れたりする。最初は夢のようでも、気づけば人間関係が壊れてしまい、心のバランスまで崩してしまう人も少なくありません。
これは極端な例に思えるかもしれませんが、日常でも似たようなことは起こります。
たとえば、スマホの新機種を分割払いで買ったけど実は家計が苦しくなった。ブランド品を衝動買いして一瞬は気分が上がっても後から後悔した。お金の「使い方」を間違えると、むしろ不幸につながってしまうのです。
お金を敵ではなく、味方にするために
「どう扱うか」を学ぶことが欠かせません。
高校生からお金を学ぶ意味
そう思った人もいるかもしれません。
「お金を稼いでないから、幸せになれない?」――答えはNOです。
高校生でも今から身につけられる大事な力が3つあります。
- お金を貯める力
- お小遣いの使い道を計画する
- 同じものなら、できるだけ安く買う工夫をする
- ゴミをお金に変える方法など
- お金を守る力
- 借金をしない
- 怪しいバイトに騙されない
- 高額情報商材に手を出さないなど
- お金を使う力
- 値段と価値をちゃんと比べる
- お金は使ってこそ意味があることを知るなど
この3つを意識するだけで、将来の貯金額に何十万、何百万円もの差が出ます。
私の失敗談
正直に言うと、私も昔はお金の知識がなくて失敗してきました。
- 見栄で新車を買って、50万円の無駄な出費
- 税金の還付金(払い戻し)を申請しなかったため10万円損した。
- 無駄に高い携帯通信料を10年近く払い続けた。損失36万円。
「あのお金があれば、何回海外旅行に行けただろう…」と、今でも後悔します。
だからこそ、これを読んでいる皆さんには、僕と同じ思いをしてほしくありません。
まとめ
- お金は「幸せそのもの」ではなく「選択肢を増やすもの」
- 高校生だからこそ、お金を「貯める力」「守る力」「使う力」を養おう
- それだけで将来大きな差がつく
だから今、お金の勉強を始めることが大切なんです。
次回からは、実際に役立つお金の知識を紹介していきます!