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高校生と手数料 〜手数料は人生最大の敵〜

freedomrights87

結論

手数料は人生最大の敵です。
サービスを選ぶとき、手数料がいくらか(何%か)を気にする習慣を持ちましょう。
これだけで、あなたのお金の使い方はぐっと効率的になります。


手数料ってなに?

手数料には大きく2種類あります。

  1. サービスや取引を利用するときの利用料
     例:銀行ATMの手数料、証券会社の取引手数料、
       クレジットカードの分割払いの利子
  2. 中間に入る人(業者)に払う手間賃 
    例:旅行会社にツアーを頼むときの手数料

一見すると小さい金額ですが、積み重ねると大きな差になります。


私の失敗談

大学時代、キャンペーンに釣られて銀行口座を作りました。
そこから現金を引き出すたびに、200円のATM手数料を払っていました。

「たった200円でしょ?」と思うかもしれません。
でも月5回 × 12ヶ月 × 20年 = 24万円です。

さらに振込手数料を合わせると、なんと40万円以上。
海外旅行に行けるくらいのお金を、ただの「手数料」で失ったのです。


今の銀行手数料はさらに高い

最近では、銀行の窓口で振り込みをすると1回で1,000円近く取られることもあります。
これは大学生の1日の食費にあたる金額。
「手数料ってバカにできない」と実感できるはずです。


手数料=全部悪ではない

もちろん、良いサービスには正当な対価を払うべきです。
人の時間や労力には価値があるからです。

問題は、同じサービスなのに無駄に高い手数料を払ってしまうこと
特に銀行・証券・保険の分野では「手数料ゼロ」や「格安サービス」がたくさんあります。
それを知らずにポイントキャンペーンにつられて加入 → じわじわ搾取される。
これが一番危険です。


どうすればいい?

結論はシンプルです。

  • 同じサービスなら、手数料が低いものを選ぶ
  • 相場を調べ、比べる習慣を持つ

今すぐできる例:

  • 銀行 → ネット銀行を使う(例:住信SBIネット銀行はATM手数料が月5回まで無料。他行への送金も無料枠あり)
  • 投資 → SBI証券などで手数料の低い商品を選ぶ

👉 これだけで、数十万円〜数百万円が将来浮きます。


まとめ

  • 手数料は人生最大の敵。小さい金額でも積み重なれば大きな損失に
  • 無駄な手数料は「海外旅行1回分」「趣味の資金」くらい簡単に消えていく
  • 同じサービスなら、必ず比較して安いものを選ぶ

私も学生時代に知っていれば、何十万円も無駄にせずに済みました。
皆さんはぜひ、今から「手数料を比べる習慣」をつけてください。

ブログ目的・自己紹介
ぼぼ
ぼぼ
父/ダイバー/37歳会社員
はじめまして。「高校生からのお金入門」を運営している37歳会社員のぼぼです。

私はいろいろなお金の勉強を通じて「もっと早く知っていれば…」とお金で多く後悔してきました。
同じ思いを高校生・大学生にしてほしくない、そんな想いからこのブログを立ち上げました。

趣味のダイビングを楽しみつつ、娘にも伝えたい「義務教育でやってほしかったお金の話」をわかりやすく解説します。
あわよくば、趣味のダイビング仲間が増えますように!!
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